韓国語で自己紹介をする場面、実は意外と多いですよね。たとえば学校や職場、飲み会の席、旅行先での新しい出会い、さらにはアプリでの会話など、さまざまなシーンで行う機会があります。
でもいざ話そうとすると、『何をどう話せばいいんだろう?』と悩む方も多いはずです。
そこで今回は、初心者でも安心して使える自己紹介の基本フレーズから、シチュエーションに合わせた応用例まで徹底解説します!
この記事を読むことで、どんな場面においても、自信を持って自己紹介できるようになりますよ。それでは始めましょう!
韓国語の基本的な挨拶
(定番フレーズ)
日本でも学校や職場など始めて会った人に対して自己紹介を行う場面がありますが、基本的な自己紹介の方法は、韓国でもほぼ同じです。
日本語の場合
- こんにちは
- はじめまして
- 私は~です。(名前)
- よろしくお願いします。
韓国語の場合
- 안녕하세요
『こんにちは』一番基本の挨拶。
目上の人にも使える丁寧な表現です。 - 처음 뵙겠습니다
『はじめまして』
ビジネスシーンや改まった場面でよく使います。 - 저는 ~입니다
私は~です。(名前) - 만나서 반갑습니다
『お会いできて嬉しいです』
少しフォーマルな表現。
日本ではあまり言わないが
韓国ではよく使う表現です。
はじめましてのようなニュアンスで使います。 - 잘 부탁합니다
よろしくお願いします。
自己紹介で何を言えばいいか?
構成のポイント

自己紹介を作る際の基本構成はこちらです。名前や単語を入れ替えることで自分に合った内容になるので、ぜひ試してみてください。
まずは挨拶をする

안녕하세요《こんにちは》
日本だと、朝は『おはようございます』昼は『こんにちは』夜は『こんばんは』のように使い分けが必要ですが韓国では、朝昼晩いつでも、この『안녕하세요』でOK!
名前を伝える
声:音読さん
저는 ~입니다
(チョヌン~イㇺニダ)
私は~です。
제 이름은 ~입니다
(チェ イルムン ~イㇺニダ)
私の名前は~です。
제 이름은 ~(이)라고 합이다
(チェ イルムン ~(イ)ラゴハㇺニダ)
私の名前は~と申します。
※名前の最後にパッチム有
~이라고 합니다
名前がジョングクの場合
정국이라고 합니다
(ジョングギラゴハㇺニダ)
※名前の最後にパッチム無
~라고 합나다
名前がミナの場合
미나라고 합니다
(ミナラゴハㇺニダ)
※発音のポイントは、합니다(ハンミダ)ンのところで口を閉じてそのままミダに続くのように言えばよりネイティブに近づきます。
上記二つはどの教材にも載っている基本的な表現です。何回も反復練習すればすぐ慣れます。
基本的な言い方に慣れてきたら下記のような言い方もあるので練習してみてください。一気にネイティブ感が増します。
저는 ~(이)라고 하고요 회사원입니다
(私は~と申します。会社員です。)
※この文章は、
~(이)라고 하고요(~といい~)
のように後に何か続くようなニュアンスになります。
※ポイント
하고요の実際の発音は『ハゴヨ』になりますが『ハグヨ』にすれば少しやわらかい表現になります。ネイティブはよく『ハグヨ』と言います。
出身地を伝える

声:音読さん
저는 ~에서 왔습니다.(チョヌン ~エソ ワッスㇺニダ):私は~から来ました。
例文
저는 도쿄에서 왔습니다(チョヌン トキョエソ ワッスㇺニダ)私は東京から来ました。
저는 나고야에서 왔습니다(チョヌン ナゴヤエソ ワッスㇺニダ)私は名古屋から来ました。
~에서 태어났어요.(~エソ テオナッソヨ):~で生まれました。
例文
저는 오사카에서 태어났어요(チョヌン オサカエソ テオナッソヨ)私は大阪で生まれました。
저는 오키나와에서 태어났어요(チョヌン オキナワエソ テオナッソヨ)私は沖縄で生まれました。
職業や趣味を話す

声:音読さん
저는 ~입니다.(チョヌン ~イムニダ):私は(職業)です。
例文
저는 대학생입니다(私は大学生です)
저는 의사입니다(私は医者です)
제 취미는 ~입니다.(チェ チュィミヌン ~イムニダ):私の趣味は~です。
例文
제 취미는 독서입니다(チェ チュィミヌン ドクソイㇺニダ):私の趣味は読書です
제 취미는 음악감상입니다(チェ チュィミヌン ウマㇰカㇺサイㇺニダ)私の趣味は音楽鑑賞です
一言メッセージ

声:音読さん
잘 부탁합니다(チャㇽ ブッタッカㇺニダ):どうぞよろしくお願いします。
※自己紹介の時など始めて会った人に対してよく使います。
잘 부탁드립니다(チャㇽ ブッタクドゥリㇺニダ):どうぞよろしくお願い申し上げます。
※この言い方は、주다(あげる)の謙譲語の드리다(申し上げる)を使うことで自分を下げて敬意を払います。
主に自分より年上の方やおじいさん、おばあさんに対して使うことが多いです。
ここで、語尾が다で終わっている『ニダ体』と、요で終わっている『へヨ体』のどちらを使えばいいか?混乱している方は、下記の記事を読んでみてください。

女性は年齢を言うべきか?韓国での年齢文化について

韓国では年齢を聞くのが一般的ですが、特に女性にとってはデリケートな話題ですよね。無理に答えなくても大丈夫です。
しかし、韓国は年齢が上か下かで使う言葉が違います(敬語かタメ口か)
日本でも基本的に年齢が上の人に対しては敬語を使いますが、韓国ほど徹底はしてない印象です。
上下関係の厳しい韓国人にとっては、初対面の時にまずタメ口を使うか、敬語を使うかをはっきり区別したい傾向があります。なので、年齢はほぼ聞いてきます。
なぜなら年齢が上か下かで、相手の呼び方も変わってくるからです。年齢が分からないと、今後仲良くなった時に、どう呼んでいいか分からないですよね。
なのでいずれは聞かれると思っていた方が、いいかと思います。
韓国人は仲よくなれば、年上の異性をこのように呼びます。
- 年下の男性→年上の男性を呼ぶ時
형(ヒョン)兄 - 年下の男性→年上の女性を呼ぶ時
누나(ヌナ)姉 - 年下の女性→年上の男性を呼ぶ時
오빠(オッパ)兄 - 年下の女性→年上の女性を呼ぶ時
언니(オンニ)姉
韓国の年齢の考え方・伝え方
韓国で年齢を聞かれたり、また自分から年齢を伝える時にはどう言えばいいか迷う人も多いかと思います。
そこで韓国人はどうやって年齢を伝えているかについて解説していきます。
結論から言うと、韓国には3種類の年齢の数え方があるので、人によって伝え方が違います。
しかし韓国では、一般的には『数え年』がよく使われています。
ここで数え年といってもよく分からない方のために、3種類の年齢の数え方を解説します。
- 満年齢(만 나이)読み方:マンナイ
生まれた時:0歳
誕生日ごとに1歳プラス - 年年齢(연 나이)読み方:ヨンナイ
生まれた時:0歳
1月1日を迎えるごとに1歳プラス
※計算方法
現在の年-生まれ年=現在の年齢
(2000年生まれの場合)
2024年-2000年=24歳 - 数え年(한국 나이)読み方:ハングンナイ
生まれた時:1歳
1月1日を迎えるごとに1歳プラス
※韓国では、この数え方が一般的。
《例》2023年
12月31日に生まれる(1歳)
↓
2024年
1月1日を迎える(2歳になる)
【生後たった2日で2歳になる】
↓
その後は1月1日になるたびに
1歳年をとる。
上記のようにいろいろな数え方があるとはいえ、もし韓国の方が~歳ですと言ったときは、数え年の年齢を言っていると思ってもらって大丈夫です。
ですが、実はこれら年齢の数え方で韓国では、いろいろな問題や混乱が起こり中には裁判になったケースもあるそうです。
そのような問題や混乱をなくそうと2023年6月28日に、韓国では『満年齢統一法』という法律が施行されました。
上記図の中の『満年齢(만 나이)』に統一されました。(日本と同じ年齢の数え方になりました)
また韓国では、実際の年齢を明確に把握するために『1997年生まれです』『2000年生まれです』のように言うことが多いです。
声:音読さん
韓国語では、『1997年生まれ』だと数字の下2ケタ(97)をとって、97년생이에요(クシップチㇽリョンセンイエヨ)1997年生まれです。
『2000年生まれです』だと数字の下2ケタ(00)をとって、00년생이에요(コンゴンニョンセンイエヨ)2000年生まれです。
このように言えば正確な年齢が分かり、コミュニケーションもしやすくなるのではと思います。
自己紹介をスムーズにするコツ

韓国語で自己紹介をするときに一番大切なのは、「自分を相手に分かりやすく、そして好印象に伝えること」です。
特に初対面の場では、自己紹介がその後の関係を左右する大事な瞬間になります。以下のポイントを押さえて、スムーズで好感の持てる自己紹介を目指しましょう!
あらかじめ何を言うか決めておく
みなさんは、今までに自己紹介をしたことはありますか?
ほとんどの方があると答えるかと思います。どんな自己紹介でしたか?
急に自己紹介して下さいなんて言われて、何を言っていいか分からなくてあたふたした経験はないでしょうか?
母国語の日本語でさえ急に言われたらそうなってもおかしくはないです。韓国語での自己紹介ならなおさらです。
そこで、スムーズに自己紹介をするためには、事前に話す内容を決めておくことが重要です。
たとえば次のような項目を整理しておくことでスムーズな自己紹介ができます。
- 挨拶
- 名前
- 年齢
- 出身地
- 韓国語を始めたきかっけ
- 韓国語勉強歴
- 韓国が好きな理由
- これからしたい事
- まとめの言葉
事前に練習する
いざ話そうと思ったとき、緊張して言葉が出てこなかったり、発音がおかしくなったりすることがあります。
そのため、事前にフレーズを何度も声に出して練習することが大切です。録音して自分の発音やリズムを確認するのもおすすめです。
また、可能であれば韓国語が話せる友人や韓国人の友達がいれば、チェックしてもらいましょう。少しずつでも『スムーズな』自己紹介に近づけることで、自信がついてきます。
自然でリラックスした表現を心がける
韓国語では、あまりにもフォーマルすぎる表現や硬い話し方は、親しみやすさが欠けてしまうことがあります。
自己紹介する場所にもよりますが、面接やスピーチなどのお堅い場所でない限り、聞き手がリラックスできるように、自然で親しみのある韓国語(丁寧かつカジュアルな韓国語:へヨ体)を使うといいでしょう。
特にへヨ体ならへヨ体のみを使うのではなく、時にはニダ体が混ざっても全然問題ありません。
声のトーンやイントネーションに気をつける
声のトーンやイントネーションは相手に自分の印象を伝える重要なポイントです。次の点を意識しましょう。
明るい声ではっきりと話す
韓国語で明るい声で話すことは、相手に良い印象を与える大切なポイントです。緊張するのは仕方のないことですが、間違えたらどうしようと思いながら話すと声も暗くなり、発音もおかしくなります。
間違えてもいいという気持ちを持ちながら、堂々と話すことが重要です。
笑顔を忘れず、明るい声で話すことで親しみやすい雰囲気を作れます。声のトーンを少し高めに保ち、はっきりと話すことを意識します。
そうすることで相手が聞き取りやすくなるだけでなく、自信のある態度を伝えることができ、初対面の場でも好印象を与えることができます。
イントネーションに気をつける
イントネーションでは、棒読みにならないよう緩やかな抑揚を意識することで、聞き取りやすく魅力的な話し方ができます。
『안녕하세요』などの挨拶では、やや上がるイントネーションで元気よく言うと良いでしょう。
強調したい部分を伸ばし気味に言うのも韓国人がよくしている話し方です。練習の際には、韓国人の話し方を真似してリズム感を身につけるのも効果的です。
韓国が好きだということをアピールする
自己紹介の中で、韓国に興味があることや韓国語を学んでいることを伝えると、相手の興味を引きやすくなります。韓国の文化や食べ物、旅行の思い出など、自分が好きなことを具体的に話すと好感度がアップします。
《例文》声:音読さん
한국 음식을 너무 좋아해요(ハングㇰ ウㇺシグルㇽノム チョアヘヨ):韓国料理が本当に好きです。
저는 케이팝을 좋아해요(チョヌン ケイパブㇽ チョアヘヨ):私はK-popがすきです。
한국 드라마를 보는 거 좋아해요(ハングㇰ ドゥラマルㇽ ボヌン ゴ チョアヘヨ)韓国ドラマを見るのがすきです。
한국어를 공부한 지 1년 정도 됐어요(ハングゴルㇽ コンブハンジ イㇽリョン チョンド デッソヨ)韓国語を勉強して1年くらいになりました。
上記の例文を元に、自分の好きなものを文章の中に取り入れてアレンジしてみてください。
発音も自分の声と、ネイティブの声を比較して、違いがなくなるまで繰り返し練習することで、自信につながります。
簡単な自己紹介例文3選
シチュエーション別に自己紹介の例文を用意しました。参考にしてみてください。
声:音読さん
趣味を交えた自己紹介

안녕하세요! 저는 사쿠라라고 하고요 나이는 스물다섯 살이에요
(こんにちは!私はサクラと申しまして、年は25歳です)
일본 오사카에서 왔어요
(日本の大阪から来ました)
특히 한국 드라마랑 한국 음식을 좋아해요
(特に韓国ドラマと韓国料理が好きです)
또 앞으로는 한국 여행도 많이 가고 싶어요
(さらにこれからは、韓国旅行もたくさん行きたいです)
잘 부탁드려요
(よろしくお願いします)
韓国語学習を中心に自己紹介

안녕하세요! 저는 타나카예요
(こんにちは!私はタナカです)
일본 도쿄 출신이고 스물세 살이에요
(日本の東京出身で、23歳です)
작년부터 한국어를 배우기 시작했어요
(去年から韓国語を学び始めました)
아직 잘 못하지만 열심히 하고 있어요
(まだ上手ではありませんが、一生懸命頑張っています)
앞으로도 잘 부탁합니다
(これからも、どうよろしくお願いします)
K-POPが学習のきっかけの場合

안녕하세요! 저는 하나예요
(こんにちは!私はハナです)
일본 도쿄 출신이고, 스물다섯 살이에요
(日本の東京出身で25歳です)
K-POP이 계기가 되어 한국어를 배우기 시작했어요
(K-POPがきっかけで韓国語を学び始めました)
BTS 팬이고, 콘서트에 가는 게 꿈이에요
(BTSのファンで、コンサートに行くのが夢です)
잘 부탁드려요
(よろしくお願いします)
まとめ

韓国語での自己紹介は、相手に好印象を与える大事な第一歩です。あらかじめ話す内容を決め、自然で親しみやすい表現を心がけましょう。
特にトーンやイントネーションを意識し、棒読みにならないようにすることが大事です。
さらに韓国に興味があることを伝えると、きっと喜んでもらえるでしょう。
始めは短い文章でも構いません。練習するうちに慣れてきて自然と内容も豊富になるはずです。
練習を重ねて自信を持ち、韓国語での素敵な出会いを楽しんでください!
