韓国ドラマを見ていると、よく耳にする『~줄 알았다/몰랐다』。日本語では『~だと思った/思わなかった』の意味に当たるこの表現。
使ってみたいけど、ニュアンスや使い方がいまいちピンとこない…なんて思ったことはありませんか?
実はこの表現、ネイティブが日常会話で頻繁に使う、覚えておくととても役立つフレーズなんです。
この記事では、様々な例文を通して『~줄 알았다/몰랐다』の使い方やニュアンス、そしてシチュエーションに応じた使い分けを丁寧に解説します。
ぜひこの機会に記事の内容をマスターし、よりネイティブっぽく話してみませんか!
それでは解説していきます。
『~줄 알다/모르다』との違い
『~줄 알다/모르다』を学習した方はご存じの通り、『~のやり方を知っている/知らない』という意味になります。
そしてその過去形『~줄 알았다/몰랐다』を、『知っていた/知らなかった』と解釈してしまう方もいるかもしれません。
今までの学習の流れからすると、そうなってもおかしくはないです。
しかし実は、この表現はそのまま訳すと不自然になり『~と思った/と思わなかった』と訳すほうが韓国語としては自然なのです。
こうしたニュアンスの違いは韓国語には、数多く存在するため、韓国語と日本語は似ていると言われますが、それを鵜呑みにすると、日本語との違いに気づけずに、間違った表現で覚えてしまうことにもなります。
なので文法を覚える時は、そのシチュエーションや文脈をよく理解し、本当にこの表現で合っているのかを確認することも重要です。
『~줄 알다/몰르다 』についての記事はこちら

『~줄 알았다/몰랐다』。の基本的な意味

日本語では『~と思った/と思わなかった』と冒頭で説明しましたが、もう少し細かく説明すると以下のようになります。
- ~줄 알았다:予想していたことが外れたときに使う
(例:〇〇と思っていたけど実際はそうではなかった)
雨が降らないと思っていたけど、降った。
家に誰もいないと思っていたけど、お母さんがいた。 - ~줄 몰랐다:予想外の展開が起きたときに使う
(例:〇〇とは思わなかった)
このケーキがこんなに美味しいとは思わなかった。
友達がプレゼントをくれるとは思わなかった。
こんな感じのニュアンスなので、単語の基本的な意味はあまり意識せずに、フレーズで覚えてしまいましょう。
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では、ここからは実際に『~줄 알았다/몰랐다』の時制ごとの使い方を詳しく見ていきましょう!
時制ごとの使い方

日本語でも『~と思った/と思わなかった』の『~』の部分が過去・現在・未来になることがあります。
「子供が宿題をする」というシチュエーションで例えると
- 過去
子供が宿題をしたと思った/思わなかった
(아이가 숙제를 한 줄 알았어/몰랐어) - 現在
子供が宿題をしていると思った/思わなかった
(아이가 숙제를 하는 줄 알았어/몰랐어)
※하는は本来『する』という意味だが
ここでは『している』というニュアンスを
含んでいるため上記のように訳している。 - 未来
子供が宿題をすると思った/思わなかった
(아이가 숙제를 할 줄 알았어/몰랐어)
※ここで未来形の場合、同じ形でも2つの
ニュアンスが存在します。
上記の例文で例えると
1.子供が宿題をすると思っていて、それが
的中した時(さすがうちの息子だ!)
2.子供が宿題をすると思っていて、それが
外れた時
(いつもなら勉強するのになぜ?意外!)
このようなニュアンスになります。
どっちを表現しているかは、文脈や
シチュエーションで判断するといいです。
※一見複雑なように見えますが、ポイントは深く考えずに、『~줄 알았다/몰랐다』の前の助詞に注目する。
| 時制 | 助詞 |
|---|---|
| 過去 | ㄴ/은 |
| 現在 | 는 |
| 未来 | ㄹ/을 |
上の表ように、助詞を変えることによって時制が区別されるので楽に覚えられます。
例えば、過去のことを言いたい時は、『品詞+ㄴ/은』줄 알았다/몰랐다にすればいいです。
品詞によっては、組み合わせると変な感じになる時制があるので、よく使うものを中心に覚えればいいです。
例えば、形容詞の寒いを過去形にして、『寒かった』を『と思った/思わなかった』につなげると、『寒かったと思った/思わなかった』のようになり、何か違和感がありますよね。
なので文法的には合っているがニュアンス的に違和感があるものに関しては、スルーしても大丈夫です。
それでは理解をもっと深めるために、例文にて確認していきましょう。
ここで以下の文法を覚えるためには、連体形の知識が必要になってきます。
もしまだ、連体形の学習に自信がない方は、以下の記事を参考にしてください。

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過去の事を言う時

品詞【動詞】
《作り方》
語幹の最後にパッチム有・・은
語幹の最後にパッチム無・・ㄴ
《例》
【パッチム有の動詞】
먹다(食べる)→먹은 (食べた)
밥 먹은 줄 알랐어/몰랐어
(ごはん食べたと思った/思わなかった)
읽다(読む)→읽은(読んだ)
책을 읽은 줄 알았어/몰랐어
(本を読んだと思った/思わなかった)
【パッチム無の動詞】
자다(寝る)→잔(寝た)
잔 줄 알았어/몰랐어
(寝たと思った/思わなかった)
가다(行く)→간(行った)
학교에 간 줄 알았어/몰랐어
(学校に行ったと思った/思わなかった)
現在の事を言う時

品詞【動詞】
《作り方》
語幹+는
※パッチムが有っても無くても
는をつける。
먹다(食べる)→먹는(食べている)
※먹는は本来、『食べる』という意味だが
ここでは『食べている』というニュアンス
を含んでいるため上記のように訳している。
밥 먹는 줄 알랐어/몰랐어
(ごはん食べていると思った/思わなかった)
자다(寝る)→자는(寝ている)
※자는は本来、『寝る』という意味だが
ここでは『寝ている』というニュアンスを
含んでいるため上記のように訳している。
자는 줄 알았어/몰랐어
(寝ていると思った/思わなかった)
品詞【形容詞】
《作り方》
語幹の最後にパッチム有・・은
語幹の最後にパッチム無・・ㄴ
《例》
【パッチム有の形容詞】
맵다(辛い)→매운(辛い)
이 요리는 매운 줄 알았어/몰랐어
(この料理は辛いと思った/思わなかった)
춥다(寒い)→추운(寒い)
한국은 지금 추운 줄 알았어/몰랐어
(韓国は今、寒いと思った/思わなかった)
【パッチム無の形容詞】
비싸다(高い)→비싼(高い)
※値段が高い。
이 옷은 비싼 줄 알았어/몰랐어
(この服は高いと思った/思わなかった)
싸다(安い)→싼(安い)
※値段が安い。
이 가방은 싼 줄 알았어/몰랐어
(このカバンは安いと思った/思わなかった)
品詞【名詞】
《作り方》
名詞+인 줄 알았어/몰랐어
《例》
선생님(先生)
선생님인 줄 알았어/몰랐어
(先生だと思った/思わなっかった)
일본 사람(日本人)
일본 사람인 줄 알았어/몰랐어
(日本人だと思った/思わなっかった)
品詞【存在詞】
《作り方》
存在詞(있다/없다)+는
있다(ある・いる)→있는(ある・いる)
없다(ない・いない)→없는(ない・いない)
《例》
맛집이 있는 줄 알았어/몰랐어
(美味しいお店があると思った/思わなっかった)
엄마는 집에 없는 줄 알았어/몰랐어
(ママは家にいないと思った/思わなっかった)
未来の事を言う時

品詞【動詞】
《作り方》
語幹の最後にパッチム有・・을
語幹の最後にパッチム無・・ㄹ
【パッチム有の動詞】
먹다(食べる)→먹을(食べる)
밥 먹을 줄 알랐어/몰랐어
(ごはん食べると思った/思わなかった)
읽다(読む)→읽을(読む)
책을 읽을 줄 알았어/몰랐어
(本を読むと思った/思わなかった)
【パッチム無の動詞】
자다(寝る)→잘(寝る)
잘 줄 알았어/몰랐어
(寝ると思った/思わなかった)
가다(行く)→갈(行く)
학교에 갈 줄 알았어/몰랐어
(学校に行くと思った/思わなかった)
品詞【形容詞】
《作り方》
語幹の最後にパッチム有・・을
語幹の最後にパッチム無・・ㄹ
《例》
【パッチム有の形容詞】
맵다(辛い)→매울(辛い)
이 요리는 매울 줄 알았어/몰랐어
(この料理は辛いと思った/思わなかった)
춥다(寒い)→추울(寒い)
한국은 지금 추울 줄 알았어/몰랐어
(韓国は今、寒いと思った/思わなかった)
【パッチム無の形容詞】
비싸다(高い)→비쌀(高い)
※値段が高い。
이 옷은 비쌀 줄 알았어/몰랐어
(この服は高いと思った/思わなかった)
싸다(安い)→쌀(安い)
※値段が安い。
이 가방은 쌀 줄 알았어/몰랐어
(このカバンは安いと思った/思わなかった)
品詞【名詞】
《作り方》
名詞+일 줄 알았어/몰랐어
《例》
선생님(先生)
선생님일 줄 알았어/몰랐어
(先生だと思った/思わなっかった)
일본 사람(日本人)
일본 사람일 줄 알았어/몰랐어
(日本人だと思った/思わなっかった)
品詞【存在詞】
《作り方》
存在詞(있다/없다)+을
있다(ある・いる)→있을(ある・いる)
없다(ない・いない)→없을(ない・いない)
《例》
맛집이 있을 줄 알았어/몰랐어
(美味しいお店があると思った/思わなっかった)
엄마는 집에 없을 줄 알았어/몰랐어
(ママは家にいないと思った/思わなっかった)
複雑に感じるかも知れませんが、そんなことは全然ないです。
以下のポイントを意識すれば、どの時点のことを表現しているかは、簡単に判断できます。

- 過去・現在・未来
『~줄 알았다/몰랐다』の前の助詞で判断。 - シチュエーションと文脈で判断。
何度も練習していくうちに、すぐに言えるようになるはずです。
まとめ

今回は、ネイティブがよく使う表現『~줄 알았다/몰랐다』について解説しました。
あまり深く考えすぎると、余計に分かりづらくなるので、ポイントを押さえながら間違えてもいいという気持ちで、積極的に練習することで、マスターできるかと思います。
頑張りましょう!
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